多様な学び・自分で決めるチカラがつく・
「自立」とは人に頼らないことではありません。
私たちは、一人で何かをするのではなく、依存する先を増やしてゆく。自分の中での選択肢を増やしてゆく学びの実践をしています。
寺子屋方丈舎の学びの主体は、先生や大人ではありません。学びの主体をこどもに置き換え、「子ども主体の学び」を実践していきます。「こども主体の学び」とは、こども一人一人が自分の頭で考え・行動するチカラを養います。目的を共有する人と「つながる」ことを通じて生まれる学びです。
そこに「正しい答え」は必要ありません。
必要なのは「“今”必要な学び」です。知識が常に変化してゆくように、その時のこどもに必要な学びも変化していきます。
この変化を、“こどもたちとスタッフが一緒に作り出す”のが、寺子屋方丈舎の考える「学び」です。
こどもには自ら学ぶ権利があります。その権利とは、こどもが自身のことを自己決定することであり、それがこどもを育てます。
よりよい社会を築くために、1日1日をより幸せに生きるために、寺子屋方丈舎では多様な学びを作り出すことで、こどもたちの社会参画を支援してゆきます。
体験から学ぶ
子どもたちには、発達段階に応じて遊びから学びに変化してゆきます。
寺子屋方丈舎では12歳ぐらいまでは、とにかく「遊ぶ」ということを大切にしています。自分で体感することで、自分に集中して学びはじめます。
学ぶチカラを「仲間」と伸ばします
ごあいさつ
「人」は社会を変えることができる?
1999年に設立以来挑戦してきたことは、お互いに責めたり、過剰なお金を求めたり、会社のために自分の時間を失ってゆく社会を変えてゆくことです。
NPOは、社会の歪(ひづ)みを共感と支え合いによって、人間中心のあり方に変化させる責任があります。これ以上の経済成長により、過剰な二酸化炭素放出は私たちの未来を危うくします。
知識優先の学び、入試や就職試験のノウハウだけを提供する教育は、人が生きる目的を失わせます。日本は世界幸福度ランキン54位です。お金があっても、車や家があっても幸せではない社会になっています。それは、共感による支え合いがないからです。
寺子屋方丈舎は、共感と支え合いによって、社会を変えてゆいたいと考えています。息苦しさに耐える。やりたくないことを命がけでやって困難を克服することをやめて。喜びと楽しさと創造で社会をつくってゆきます。
どんなに地方でも、過疎でも私たちの学びは、やがて社会を変えてゆくことができると思っています。行政、企業、保護者、地域の皆さん、政治家の方々、共に子どもたちと「幸せ」が実感できる社会をつくりましょう。
理事長 江川和弥
団体概要
名 称
特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎
法人設立
2001年2月27日(任意団体設立1995年5月1日)
職員体制
理 事 長 江川和弥
常勤8名 非常勤1名(2020年9月現在)
所 在 地
〒965-0042
福島県会津若松市大町一丁目1−57 紀州屋
営業時間
火曜日〜土曜日 10:00〜18:00