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フリースクールのこどもたちは、日々様々なプログラムに取り組んでいます。

こちらでは、その取り組みの内容をご紹介いたします。なお、ほぼ同様の内容でPDF版の報告書もご用意しておりますので、ご興味がおありの方はご覧ください。

※報告書内容の転載等はお控えください

フリースクール活動報告2019年9月号
報告書のダウンロードはこちらからお願いいたします。
FS報告資料2019.9.pdf
PDFファイル 3.6 MB

 

【火曜日12:00〜13:00】

 こどもミーティングでは、やりたいことを企画・提案したり、日々の活動の内容について話し合います。

 9月は、9/27に鶴ヶ城体育館にて開催された環境フェスタ出店に向け、協議のうえ準備を進めました。ミーティングとその後の活動を通し、調理・看板作り・食材の価格調査・当日の接客など、こどもそれぞれが自身に向いている方法で活動に参加していました。

 

 

●スタッフの対応

 子どもそれぞれの関心に合わせたプログラム設計を行うため、こどもの興味関心があることを聞き取り、理解に努めます。保護者の方にこどもの関心を伝えてゆく場合もあります。

●こどもの変化

 こども自身ができたことや楽しかったこと、他のこどもがしてくれて助かったと感じたことなどの振り返りも実施しました。こどもが自分のことだけでなく、お互いにフィードバックし合うことで、「自分が得意なことは何か」「他のこどもはどのような人間か」と、自己理解と他者理解を深める様子がみられています。

 この時間を通して、興味関心の広がりと、こども間の関係性の深化が感じられます。主にカードゲームの持参、ものづくりのプログラムへの繋がり、ゲームや軽い室内運動を通したこども同士の交流が見られています。

 皆で実施するためにカードゲームを購入してくるなど、こどもからの提案により始まる活動が増えている状況です。また、学童保育で来室する児童とも、一緒に遊べるよう工夫する様子も見られました。一方、ものづくりへの興味が起きるケースもあり、遊びの時間が他の活動にも繋がっています。

 

●スタッフの対応

 興味があるものを一緒に掘り下げ、すぐに動くことを大事にしています。ゲームについては、こども同士のコミュニケーションが生じるものを意識的に導入しています。

 

●こどもの変化

 「皆での交流のために時間を使うこと」と「自身の興味のために時間を使うこと」というように、自身と他者の双方を見つめる様子が見られ始めています。

 

 多くの場合、自身のペースで自学を行っています。他のこどもの学習内容に気をかけ、教え合う・協力し合うケースが見られました。

 また、歴史上の人物についての書籍を読み、そこから得た知識のアウトプットを行うかたちでの学習も。アウトプットの方法として、歴史上の人物の履歴書を作ろうと試みて、PCを使用して進行していたことが印象的です。

 

 

●スタッフの対応

 こどもたちの自学に対しては、必要に応じてアシストをし、進度の確認を定期的に行っています。歴史上の人物の履歴書のようなこどもの関心に紐づいた学習の場合においては、その関心を活かせるようアウトプットの方法についてともに考えます。

●こどもの変化

 こどもが自身に合った進度・方法での学習を模索していたほか、自身で考えたアウトプットの方法で、興味を掘り下げ学習する姿が大きな変化です。

火曜日13:00~15:00、水曜日11:00~12:00】

 レジンやミサンガなど、ものづくりを実施しました。ゲームキャラクターへの関心と結びつけ、武器などのダンボール工作を始めているこどもも。

 実施中は集中している姿が見られています。基本的なことから徐々にアレンジを加えて、難しいものに挑戦しようとしていたことが印象的です。また、そのために参考となる動画を探し出し、スタッフにイメージを共有する場面もあり、関心に基づいた活動だからこその意欲が感じられます。

 

●スタッフの対応

 こどもと一緒に調べながら行っています。こどもごとに作りたいものと制作期間、目標を決めて進行していきます。

 

●こどもの変化

 自分で目標を決め、取り組み方を思案することで、自身の興味に向き合うことができたことが大きな変化です。また、成果物ができることで、達成感や自信が得られます。

 

【木曜日】11:00〜13:00

 9月は、環境フェスタに向けた準備の時間に当てました。キーマカレー、ラスク、ラッシー、チャイのレシピを調べ、工夫を施しながら何度も試作を重ねています。

 こどもたち自身がレシピ・調理法を調べて、実践していたことが印象的です。また、来客者層を想定して味付けについての議論を行い、工夫を施すことができていました。

 

 

●スタッフの対応

 買い出しから調理まで、基本的に指示は出さず、こどもたちに任せています。一方、環境フェスタの情報を提供し、場にあった商品となるよう考える機会を作ることを心がけました。

 

●こどもの変化

 提供者視点に立つこどもと、来場者視点に立つこどもに分かれて意見を交わしており、自然とこどもそれぞれの特徴を活かした協力の方法を模索できていたことが大きな成果です。

第一、第四土曜日13:00~15:00】

 経験の有無を問わず一定のニーズがあり、体育の時間とは別にフットサルを実施しています。経験者が未経験者に基礎を教えるケースが見られていたことが印象的です。また、よりまとまった人数が集まればチームとしての練習ができるのではないかといった意見も出ています。

 ●スタッフの対応

 こどもとともにプレイをしています。また、よりこどもに合った方法で実施していくために、こどもとの意見交流を行なっている段階です。

●こどもの変化

 チームスポーツということもあり、コミュニケーションが活発になっています。特に、こども間でレベルに差がある中での実施ということもあり、他のこどもを慮りながら実施できていることそのものが成果と言えます。

【木曜日13:00~14:30】

 バスケやバドミントンを中心に、こどもたちがその時の気持ちに合った内容でスポーツに取り組んでいます。実施時の参加者数やコンディションを鑑みて、ゲームのルールを決めるなど、提案する様子が見られました。新しい参加者と既存のこどもとのつながりの場になっています。

 

●スタッフの対応

 こどもとともにプレイしつつ、こどもたちの意見の吸い上げを行なっています。また、それぞれの体力を勘案して休憩やプレイ時間の調整を行います。

 

●こどもの変化

 スポーツへの取り組みを通し、もっと楽しむためにどうすればいいかを考えることができています。また、他のこどもやスタッフに提案することで、発信する力がついてきていることも大きな変化です。