ソーシャルメディア

ご連絡先

〒965-0871

福島県会津若松市栄町2-14
レオクラブガーデンスクエア5F

TEL.0242-93-7950

FAX.0242-85-6863

 

メールでのお問合わせは

こちらから

サイト内検索

フリースクールで働くってどんなこと?子どもと学びをつくるってどんなこと。学校外の学びをつくることに取り組みはじめた若手スタッフに、やりがい、思いを伝えてもらいました。楽しいばかりじゃないけど、やりがいはハンパないです。

大竹 佑佳(おおたけ ゆか)

【入社2年目】

◆担当

・フリースクール、通信制高校

・環境教育事業

・子ども食堂

・ボランティアスタッフ受け入れ

御領園 登(ごりょうぞの のぼる)

【入社1年目】

◆担当

・フリースクール、通信制高校


(インタビューの聞き手:江川和弥  寺子屋方丈舎理事長)

江川 大竹さんが、寺子屋方丈舎に入った動機はなんでしょうか?

 

大竹 私は昔、自分が嫌いで、今生きている子どもにそうなってほしくない。自己肯定感を持って育ってほしいと思い、ここで働くようになりました。以前は、保育士になりかったんです。前の職場を辞めて、保育士の資格がないから、それでも子どもと関われる場所ってどこだろうと思ったら、ハロワークで寺子屋方丈舎を見つけました。

 

江川 大竹さんが自分で、一番方丈舎に惹かれたポイントは何でしょうか?

 

大竹 そうですね、最初は条件しか見てなかったんです。しかし、入ったら毎日あきないなと思いました(笑)。慣れてないんですけど、毎日同じことがなくて。いろんな経験をしました。最近は、少し自分も肯定感が出て来たかなと思います。子どもにも「大竹さんよりはできてる」、自分が好きになれる肯定感が出るかなと思って。辞書を引いてたら、子どもから「いいよ、遅いでしょ」と言われて、細かいですけどこういうやりとりが楽しいです。

 

江川 御領園さんは、九州からですが、働くきっかけを教えてください。

 

御領園 まず、理由は2つあって、1つはフリースクールをやってみたいなと思ったことです。なぜ、もともとフリースクールをやってみたいかというと、自分は小学校の時に「いじめ」にあって学校に行きたくなくなりました。

      そんな時に居てほしい存在が、友達でも親でもなくて話を聞いてくれる第三者でした。学校に入り込んでくることもなく、家庭に入り込んでくることもなく、ただ認めてくれる人が欲しかったのです。この僕の体験で、そうした子どものニーズはあるかなと思いました。なのでフリースクールのような学校外の学びの場をつくりたいなと考えはじめたのです。

       二つ目は、時期がよくて、前の仕事でいい数字が出せてちょうど五年で辞めようと思っていました。つぎは、心理学を学ぼうと思ってたんですけど就職して、三年目の時に東日本大震災があったのです。東北にいつか行って何かをしようと。具体的に何をしようとは考えていなかった(笑)。とにかく東北に行こうと。もし、自分に子どもが生まれたり、「震災の時に何してたんですか?」って聞かれたときに「九州にいました」というよりも、「現地に行ってこうゆう人たちが、ボランティアをしてて、自分はこうゆうことをしてた」と言える方が次世代に「思い」がつながるなと思ったからです。

       五年たってそれまでの仕事を辞めました。東北に行ってボランティアをやって、それが定職になればラッキーだなぐらいの気持ちでいたところで、調べてみたらここがあって、福島の会津若松市で、新選組が好きで、行きたいなと思って応募しました。

 

江川  自分のあこがれの幕末的の背景と、やりたいことが重なったというわけですね。大竹さんは、ここで働いて三年目になりますけど、やりがいを感じるときは何ですか?

 

大竹 そうですね。やりがいを感じるときは、子どもが自分を出せた時。変わった瞬間。いろんなことに気付いているのを見て、こういうことを開かせる、伝えることができるようになったんだなと感動しています。そして、自分を少しだけ開くことが出来るようになったので、仕事は楽しくて、やる気が出ます。ずっといるのは、たぶん周りが優しいからかなと思います

 

江川 御領園さんは、ここで働いて、よかったことは何ですか?

 

御領園  動くべきところを動けてないので、今は、子どもとの関係性を築いてる途中です。子どもが、自分たちで、どんどん話し合って進めていけるなら、それはやりがいになると思うんです。自分ではまとめきれていません。子どもが興味のあることを話し出してくれたのはうれしいことです。土地が違うじゃないですか福島県と福岡県、気質とかも違うと思うんです。気持ちを開いて話してくれたのは、ある意味自分のポテンシャルになりますね。ここでも認めてもらえるんだなっていう。年の差は関係ないなっていうところが楽しいですね。生きがいはここからだなと。

 

江川 大竹さんは、生きがいを超えて、このNPOの職場として働くことは、いかがですか?

 

大竹 やっぱり周りが優しい。人間関係は、子ども支援の仕事っていうのもあって、スタッフのみなさんが優しいんじゃないかなと思います。働きやすさで、前の職場と違うなっていうのは、自分でいっぱい考えることが多い、ある一定を超えるとこれ以上考えられないなと思いました。給料は前の職場の方が良かったんですけど、お金じゃないものを得られていますね。休日は、オンとオフがしっかり切り変える感じです。

 

 

御領園 もうすぐ半年たつんですけど 、職場の人間関係は、言い合える関係です。NPOは、顔が見える関係だと思うんです。上の人たちと直接意見を交わせて、横で悩むんじゃなくて上に相談できる。トップと意見が交わせるのでそれは大きいなと思います。でも、まだそこにたどり着くのに抵抗というか、距離感がよくっわからない。

       そこができれば、部署の話し合いも多くできるのかなと。研修も職場の人間関係の直結しています。給料は、前の職場の時は、ものを買うときとかってあんまり値段を見てなかったんです。お金があるだけ買って、給料が入るのを待つみたいな感じだったんです。ここに来てからは、そんなににお金がなくても幸せにたどり着く方法を考えるようになりました。僕らが老後を迎えるころには、国は頼りにならないなと思っています。お金くださいって言っても、お金ありませんよってなるだけだと思うんですお金が欲しいけど、無い人間がたくさんいることになると思うんです。その時に、お金がなくても、「俺は、こうゆう暮らしをしているから幸せですよ」っていう価値観を、持たなきゃいけないと思う。ちっちゃい幸せの積み上げ、ほんとにちっちゃいことなんですけど、野菜が安いとか、お酒がおいしいとかなんですけど、でもそれが、大事なんだなと感じるようになりました。

 

江川 最後に、これからやりたいこととか、夢、希望とか、これからのことについて大竹さんは、どんな希望を持っていますか?

 

大竹 私は、子どもたちにとっての、ちょっとしたシンボル的な人になりたいです

    ね。

 

江川 御領園さんはどうですか、今後の期待とか。

 

御領園 変な話、失うものは何もないので、来たからには何かを残したいですね。たとえば、失礼かもしれないですけど、居場所の説明会のしくみをつくったりとか、学校の先生とのつながりをつくったり。あれはあいつがつくったんだって言われるようになりたいのが今のモチベーションですね。それが自分のためであり、子どものためであり、組織全体の為になればいいなと思ってます。

 

 

江川 自分で、成果を残していかないと、体験にしかならない。“担う”ということをしていってほしいですね。失敗することは責めることではないのですが、何もせず失敗もしないっていうのは責める要因になってしまう。NPOは、経験より挑戦できる可能性が大事です。自分が担い手なんだという思いを形にしてゆく事を、二人には期待してます。


寺子屋方丈舎スタッフ募集について